港町横浜の徒然日記~日々のエピソードを気が向いたら~


2024.09.11 対話型絵本読書会の醍醐味

絵本「くまとやまねこ」がブームを呼んでいます。目黒連が主役のテレビドラマ「海のはじまり」で効果的に使用されたり、また図書館での読書会で紹介されてNHKTVに紹介されたことも大きな要因となっています。

そしてなんとなんと河出書房新社から大重版されることとなりました。

そのプレスリリースで読書会主催者の田中が紹介されています(^^♪

https://web.kawade.co.jp/information/101224/

 

<絵本読書会のご案内>

今話題の「くまとやまねこ」を課題絵本として2時間たっぷりと読み込みます。

開催日 9月21日(土)午後2時から4時30分

会 場 横浜市波止場会館

参加費 500円

◆『くまとやまねこ』湯本香樹実/ぶん 酒井駒子/え 河出書房新社  2008年


2021.04.13 地域での対話

2017年から地域の皆さんとの対話を定期開催しています。対話だけでなくコラージュアートも楽しんでいます。※共同で絵画も制作予定です(#^.^#)

 

今日は、春になったので季節の旬な食べ物の話題から。春先の旬といえば、カツオ、ホタルイカ、タケノコ・・・。カツオ料理をレシピで作っている方、タケノコご飯を仲間で食べに行く方。私もタケノコには目がないのでうらやましい。

 

野草もいただけます。フキノトウ、ノビル、セリ、クレソン、ワラビ、ぜんまい・・・。

クレソンは洋物だけれど野生化していて。都筑区あたりにはまだ田んぼもあるようです。また、市内にはフキノトウの群生しているところもあるとか。

 

ランチが安くて美味しいところは、県庁舎のレストラン(山下公園前)、家裁そばのビル、ネパールカレーの炊き出し(ちょうど今日はカレーの日)。関東学院大学キャンパスが近くに出来るので、学食が期待大です。

 

食べ物つながりで、次回はコンビニおにぎりを持って公園散策へ。


2021.03.19 拓けていく横浜駅からみなとみらいへ

横浜駅で眺めの良いカフェと言えば、日産本社ビルギャラリーにあるスタバです。

大きな窓からはベイクォーターが臨めます。

しかし野外テラスも満席でした。

 

みなとみらい方面の京急本社ビル隣には、資生堂が手掛けるカフェが出来ました。

こちらも窓が大きく、フロアーも広々としています。

 

また、少し先には六本木の森を思わせるような界隈も生まれています。

大学キャンパスも建設中でますます賑やかに。。。


2021.03.07 早咲きの桜も散って・・・

また桜の季節か巡ってきました。今年も桜の花を愛でることができそうです。あと何回、満開の桜を楽しむことができるのだろうか?

10代からそんな想いを抱えながら生きてきました。

 

「願わくば 花の下にて春死なん その如月の望月の頃」

 

「桜色に 衣は深く染めて着む 花の散りなむ後のおもいに」


2021.02.15 雨の横浜

今朝のコーヒーは、カルディのコスタリカ🇨🇷が絶品の味わいでしたが、なぜかマンデリンの苦味を味わいながらこれからオンラインワールドへ。

課題図書『水いらず』が意外に難関。

横道にそれて、サルトル&ヴォーボワールカップルの京都旅行や、性差別を語るにはかかせない『第二の性』。

なぜ歴史の初めから男女という性別に序列がつけられ、女は男より劣った性“第二の性”とされているのか?

『人は女に生まれるのではない、女になるのだ』


2021.01.11 リンゴの皮を剥きながら・・・

若かりし頃、ある家庭を訪ねて夫にリンゴの皮剥きを頼んだら、「私、剥いたことがない」との返事があり驚きました。彼は朝ごはん当番の時も、食パンと水を提供するらしい。

 

私は機能不全家庭だったので、ごはんは自分で作らなくてはならないし、リンゴもじゃがいもも幼少の頃から剥いていたのを想いだしました。その点は、リンゴを剥けない彼と比較して感謝です。


2021.01.11 マインドフルネス瞑想会

新型コロナウィルス感染症が収束せず、成人式も中止のところが多かったようです。横浜市は果敢にも開催に踏み切りましたが林市長は病気入院してしまったとのことです。お大事に。

 

第三世代の心理療法と呼ばれるマインドフルネスですが、GoogleやYahoo、Intelの幹部たちも実践しているといわれています。

 

マインドフルネスは禅から生み出された技法で瞑想が中心となっています。

瞑想をとおして「今、ここにいる」ことを実感するセラピーともいえます。

 

Zoomにより繋がりやすくなったので、マインドフルネス瞑想会を開催することといたしました。マインドフルネスはマインドワンダリング(あれこれて考える思考の世界)と対極にあるもので、マインドフルネスが正しいわけではなく、マインドフルネスとマインドワンダリングを行ったり来たり出来る心理状態を創り出すことが健康的なメンタルヘルスへと繋がります。


2020.12.30 対話カフェが行き着く先は?

気が付けば間もなく大晦日。12月では初の日記となります。

先日、浄土真宗本願寺派他力本願.net様に「デスカフェ~死をめぐる対話~」のインタビュー記事をまとめたものをネットにあげていただきました。

 

「死を語ることは、今、ここに生きていることを実感するひととき」

 

9月にデスカフェウィークを開催し、全国で活躍している団体がオンラインで多種多様なデスカフェを展開しました。波及効果で、新規のデスカフェ開催が増えてきたようです。

 

私のデスカフェは対話がベースとなっているので、テーマが「死」に限定されている対話カフェです。

対話はテーマに沿って行われ、取り扱われるテーマはまさに多種多様です。

 

しかし、各地で開催されている社会問題・社会病理・倫理などをテーマにしたものをみていると、方向性が、行き着く先がなんとなく決まっているものが見受けられます。

逆に言うと、多種多様な考えの交換・共有と大前提に掲げながらも、流れに反する考えは表現しにくい風潮を感じます。

 

それは私たち社会が築き上げて熟成してきた「倫理観」が共有されて、譲れない、踏み越えられない範囲内での対話となっているのかもしれませんね。


2020.11.23 美術館企画イベント×対話 アートをめぐる対話

美術館イベント×対話は人気のイベントのひとつです。これまで開催したのは、モネ展、原三渓展、最果タヒ展、オランジュリー美術館展です。

 

普段を紹介された本を切り口としていますが、ここでは鑑賞したアートを切り口としています。

 

今回は、横浜美術館×富山県美術館×愛知県美術館の連携企画で「トライアローグ」と名づけられています。3館の学芸員の対話、3館の所蔵品の饗宴から生み出された企画です。


2020.10.12 死をテーマとした絵本読書会

本を切り口としたデスカフェを開催していますが、デスカフェウィークで絵本をしょうかいしたところ意外に人気でした。そこで絵本のみのデスカフェ開催をコラボで試みました。

課題図書となる絵本は、探すと結構あるものです。

栄えある第1回は『くまとやまねこ』湯本香樹実/ぶん 酒井駒子/え 河出書房新社となりました。

こちらの本はグリーフケア(親しい人を喪った喪失感からの回復)をテーマとしています。

金曜日の夜に7人で丁寧に語り合ったら、あっという間の2時間でした。

次回は1月に『わすれられないおくりもの』を課題図書として開催します。


2020.10.04 死刑とは何か?

秋が深まって来ました。昨日開催したデスカフェでは、『輪廻転生』に関するテーマ候補が多数を占める中、なんと「死刑とは?」という直球テーマとなりました。

日本国の刑罰は、死刑、懲役、禁固、罰金、拘留及び科料となっています。EU諸国では死刑は廃止されているようです。では日本政府は何故廃止に至らないのか?

死刑制度の是非から、対話が深まり。。。

対話後のアフターランチは近くの広場で秋の暖かい日差しを浴びながらパスタランチ。『こんな時間を共有できる幸せ』との感想もあって。。。

 


2020.09.28 ゆったりと流れる大岡川

今年はクラゲ君の群泳風景は見られませんでしたが、水面に大きな魚の群れがゆっくりと旋回しています。毎年見かけるけれど、種類が分からない?

ここは真水と海水が混じっているので淡水魚ではなく、ボラあたりと思うけれど。

ハゼ釣り風景もぼちぼちと。


2020.09.28 デスカフェウィークが終了しました。

9月21日から27日にかけてオンライン上で開催した死について語り合う「デスカフェウィーク」は、延べ400人の方にご参加いただきました。

私が提供したワークショップは25日に、「哀しみの分かち合い」午前、「死の読書会1」昼の部、「死の読書会2」夜の部の3回です。

収穫も、感動も、そして反省もたくさんありました。

ご参加いただきありがとうございました。

クロージングを見ていた方からも励ましのメールをいただき嬉しかったです(#^.^#)

へえ、意外と見ていただけているんだ!


2020.09.07 あなどれない課題型読書会&対話型読書会の魅力

読書会には大きくわけて「紹介型」と「課題型(輪読型)」があります。

都内の多くの読書会では、この紹介型が主流を占めています。お好きなお薦め本を紹介するという、手軽さが魅力です。思いがけない多様な本に出合えます。

一方課題型読書会は、指定された本を読みこんでおく必要があるため敷居がやや高いですが、ここでは同じ本に対して様々な視点からの考えが披露されて、思いがけない気づきも多くなります。

対話カフェTokyo~Yokohamaでは、課題型と少しひねった対話型というものを提供しています。

 

対話型は、紹介された本から生み出されたテーマに沿った対話を楽しむイベントで、さらにホットな思いがけない気づきが生まれます。


2020.09.06 旧ザイムビルにて

日本大通りのスタジアム入り口あたりにあるビルです。隣が中区市民協働センターと中区役所です。

かつては財務省のビルだったらしい→そこからザイムと名づけられました。

かつてはジャンクフードが提供される空間の広いカフェでしたが、2009年12月に閉店し、今は、横浜ベイスターズを象徴するカフェやグッズ売り場、ヨガスタジオがあるお洒落なビルに変貌。

ここの外のテラスで食べるランチが心地良いのですが、当日にならないとテラスが用意されているかわからないのが難点です。

銀杏も鈴なりとなって、秋を感じる季節となりました。


2020.09.05 相模原障害者施設殺傷事件
戦後最悪の障害者施設テロ襲撃とも言い換えられる相模原市の障害者施設で起きた事件。名称が「相模原事件」という名前に確定したのかと思っていたら「相模原殺傷事件」ともいうらしい。
私は、名称は非常に大事だと考えています。地名だけでは何の事件が起きたのか後世に伝えられません。
この事件(事件という呼び方が正しいかどうかもあります)を風化させない、二度と起こさないために私たちにできることは、
①分かち合いの場を作り、継続する
②哲学対話のテーマとする
③記録を残す
④アートなどにして継承する
⑤道徳教育に盛り込むように働きかける
以上つらつらと考えました。

2020.08.31 百武さんとばったりと出会う!

今日で8月が終了!

灼熱の馬車道を歩いていたら、スタバからオーラがめらめら~

日本ゲシュタルト療法学会前理事長がお茶しているのを発見!

10年ぶりに訪れたスタバらしい。

そういえば、だいぶ前に馬車道で百武さんをお招きしてワークショップを開催しました。

懐かしいなあ。


2020.08.30 嘱託殺人をめぐる対話

昨日のデスカフェには「日本尊厳死協会」の理事兼関東甲信越支部長にもご参加いただき大変に盛り上がりました。経験豊かな専門家が入ることで引き締まりますね。

次回のデスカフェ「嘱託殺人の報道をめぐって」には、副支部長にもご参加いただけるとのことで嬉しいですね。

 

機関誌の「リビング・ウィル」をいただきました。なんと篠田節子さんが寄稿されています。

篠田さんは八王子図書館で働いていて、その傍らに小説をかいていて、念願かなって小説家でデビューされた方です。